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おみくじ評価:中吉
2016年5本目です。
【あらすじ】
定年退職を5日後に控え横浜港署のダンディー鷹山(舘ひろし)とセクシー大下(柴田恭兵)は、独断で横浜のブラックマーケットを襲撃するも、ターゲットの確保に失敗。
数日後、そのブラックマーケットを仕切っていた暴力団幹部の遺体が発見され、横浜の犯罪勢力図が塗り替えられようとしていることに気付いたタカとユージは、後輩で上司でもある透(仲村トオル)の心配にも目を向けず、独自で捜査を開始。
すると、2人の前に中南米マフィアのキョウイチ・ガルシア(吉川晃司)という男の存在が浮かび上がるのでした。
【レビュー】
1986年のドラマの放送時は幼少期だったので覚えていませんが、ドラマの再放送やその後に上映された映画版が面白かったので、鑑賞してきました。
夜でもサングラスをかけて被疑者を追跡したり、ヘルメットをかぶらずにハーレーを運転するなど、こんな警察いるわけないんですが、その非常識さと銃撃シーンが非常にインパクトがあり、見ごたえのある作品でした。
また、TBSドラマの「下町ロケット」で大企業の部長を好演していた吉川晃司も50代とは思えない体格にシンバルキックを彷彿させるアクションも見ものでした。



あぶない刑事といえば、薫の(浅野温子)のコスプレも名物ですが、30年経ってもそれは健在で、舞妓の衣装や、きゃりーぱみゅぱみゅかと思わせるロリータファッションは痛々しく思いつつ、薫らしいなと爆笑させていただきました。
相変わらずタカとユージから上司扱いしてもらえない透、元署長で2人の良き理解者で、NPO法人「横浜港を守る会」の会長の松村(木の実ナナ)、定年退職後は飲食店を営んでいる、落としのナカさん(ベンガル)、パパさん(山西道広さん)など、少しでもあぶ刑事シリーズを見たことのある人なら懐かしく思える人物が、少ない出番ながら味を出していて物語を盛り立ててくれたのもこの作品の特徴です。
基本的にあぶない刑事は突っ込みどころ満載で、突っ込んじゃいけないのも分かってるんですが、最後の最後でおいおいと突っ込んでしまう内容になってしまいます。
見事に定年退職をしてその後は2人でニュージーランドで探偵事務所を開設し、薫に追いかけられて終わるという結末でしたが、最後は大ケガをして入院先の病院でエンディングを迎えると勝手に予想していたので、ちょっと腑に落ちませんでした(笑)
【最後に余談】
実年齢27歳の菜々緒(役名・夏海)と65歳の舘ひろしが恋人役っていうのも違和感がありましたが、夏海が殺されて、タカがわーわー泣くシーンを見たのは初めてだったかもしれません。ただ、泣き方がイマイチでしたね(笑)
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