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おみくじ評価:中吉
2015年29本目(28本目)です。
【あらすじ】
4年前のネイルガン連続殺人事件の首謀者だった東京地検特捜部の村上克明(山田孝之)が高層ビルから転落死し、同時期に実父の元検事総長の村上成明(寺田農)も続けて遺体で発見。
その事件の容疑にかけられたシステムエンジニアの津島直紀(永山絢斗)は、警察の不正を告発しようとして、無実の罪にはめられたと雪平(篠原涼子)に主張。
その一方で、最高検察庁・監査指導部検察官の武部将臣(AKIRA)は、殺された村上親子が不正な組織に関与をした可能性があるとして、雪平に何か知らないかと情報提供を求めるのでした。
【レビュー】
前作の「the answer」で自殺したはずの一条(佐藤浩市)が、何の前触れもなく雪平の前に姿を出したり、雪平を裏切ったと思われた薫ちゃん(加藤雅也)は雪平を守るために命を犠牲に組織に入っていたことが分かったりと、衝撃的な展開に何度も「えっ?」と驚いてしまいました。
また、冒頭から雪平が亡命先?で全裸姿でシャワーを浴びるシーンには違った意味で驚きました。とても42歳とは思えない体型でした(笑)
この作品を見て率直に思ったことは、殺される人が多すぎることですね。アンフェアらしいと言われればそれまでですが、主要キャストで生き残ったのは雪平、小久保(阿部サダヲ)、殺されたと思った山路(寺島進)、美央(向井地美音)くらいです・・・。



疑問点があるとすれば、雪平の殺害を一条に指示した男が誰だか分からなかったことですね。
録音データの声を聞く限りでは村上成明役の寺田農にも感じますが、そこはあやふやで終わってしまい、その寺田農は第1作の「the movie」で警視総監役だったのに、今作では元検事総長役だったのは二役の扱いなんでしょうか?それとも、警視総監から検事総長に昇進したのでしょうか?
また、エルドビア国に亡命しても、大使館内では警察は捜査できませんが、大使館を出て出国する間に襲撃されたらどうするんだと軽く突っ込んじゃいました(笑)
父親を殺害した相手が一条だと分かり、警察の不正をた海外で公にできたという点では雪平の勝ちでしたが、裏切りに裏切りを重ねて失ったものも多すぎて、見終わった後は爽快感というよりは「あー、こういう終わり方かあ」としんみりした気持ちになりました。
【最後に余談】
桜の木の下で雪平と美央が雑談するシーンがありますが、雪平はコートを着ているのに、美央がノースリーブのワンピースが不自然に見えたのは僕だけでしょうか(笑)
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