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おみくじ評価:吉
2015年28本目(27本目)です。
【あらすじ】
生きたまま犯人を確保することを命じられた警察庁特殊急襲捜査班NPS。
ある日、プルトニウムを乗せた巨大タンカーが乗っ取られたのと同時期に、都内で小学校を人質に取ったバスジャックが発生。NPSに配属されている神御蔵一號(向井理)は現場に駆け付けたものの、NPSの狙撃手・林イルマ(新垣結衣)の打った銃弾が人質の小学生に当たり、意識不明の重体に陥ってしまうのでした。
【レビュー】
昨年1月に放送されたドラマの続編の実写版なので、ドラマを見ていなかった人にはストーリーはわかりにくいかもしれません。
僕もテレビドラマは見ていましたが、凶悪犯罪者は生きて確保するべきと主張する一號と、射殺するべきだというライバルの蘇我(綾野剛)の対立がドラマでは中心に描かれていました。
しかし、本作ではそういったシーンがほとんど見れず、正木(オダギリジョー)率いる国際テロ集団との銃撃戦が劇中の大半を占めていたのは、ドラマ版を見ていた僕としてはやや物足りない印象でした。
【良かった点】
・海上保安庁や防衛省などの全面協力だけに、テレビドラマよりもスケールアップしており、展開も緊迫感も最後まで持続しており、終始ハラハラドキドキして見られました。
・オダギリジョーの悪役がぴったりとハマっており、アクションシーンを見せるオダギリジョーはなかなか目にできないのは、すごく新鮮でした。



【残念だった点】
・これを言っては元も子もありませんが、プルトニウム燃料を輸送する船のセキュリティがかなり甘すぎたり、閣僚がみんな人質になって30億円の身代金を簡単に用意したりと、政府もテロリストの要求に簡単に応じすぎでした(笑)
・現実離れしているので感情移入しにくいのかもしれませんが、事件をバスジャックだけにして、そこから物語を進展させてもよかったのではないでしょうか。
・同僚の梶尾(高橋努)の披露宴でゆづるが一號にプロポーズをするシーンは予想外でしたが、最後は一號の方からびしっとプロポーズをして終わりにしてほしかったです。
海猿の警察版といってもいいかもしれませんが、仙崎は印象深いプロポーズをしてたので、一號もインパクトのあるプロポーズをして締めくくってほしかったですね。
ネットでは続編もあるんじゃないかと書き込んでいる人もいますが、無理して映画化にするのではなく、2時間ドラマでも十分な気がしてしまいました・・・。
【最後に余談】
僕は新垣結衣目当てで見に行ったので、ガッキーのシーンももっと見たかったです(笑)
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