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おみくじ評価:小吉
2015年5本目です。
【あらすじ】
恋愛未経験の大学生・アナスタシア(ダコタ・ジョンソン)は、ルームメイトの友達の代理として、学生新聞の取材をするため、27歳にして巨万の富を得た起業家・グレイ(ジェイミー・ドーナン)の会社を訪問。
何気ない取材ながらも「君のことを知りたい」とアナに興味を示し、次第に二人が親密になっていったある日、グレイの自宅に呼ばされたアナは衝撃的な光景を目の当たりにするのでした・・・。
【レビュー】
両腕を縛って行う緊縛プレイ、おしりを鞭で叩くスパンキング、目隠しプレイ・・・。
英国の50代の主婦が書いた官能小説が原作っていうことで、興味を持ってみましたが、その主婦はよほど欲求不満なんじゃないかと思うくらい過激なシーンでした・・・。
「僕は君を痛めつけたい。君も支配されたくなる」なんて、僕は絶対に言えません(笑)
セックスシーンがある作品はこれまでも何度か見ていますが、これだけ女性の裸体やぼかしを目にした作品は初めてで、R-15ではなく、R-18が適切かもしれません。
<良かった点>
・グレイは強引に契約をさせるのではなく、アナに契約書を事前を読ませ、何度も契約交渉を交えながら、納得したうえで合意を求めていたこと。
・「僕は恋愛はしない」と言いつつも、最後にエレベーターに乗るアナと寂しそう別れるグレイの姿を見ると「アナのことを心から好きになれたのでは?」とグレイに感情移入できたこと。
<残念だった点>
・肝心なセックスシーンの大半をぼかしで覆われるシーンがあったこと。
・4歳の時に亡くなった生みの母が薬物中毒の元売春婦だったことは分かっても、それがトラウマで人を愛せないというのは説得性に欠けたこと。



作品にぼかしがあっても構いませんが、多いと興ざめちゃいますし、スクリーンの大半をブラックホールのようなぼかしで、身体が隠れるくら大きいものまでと拍子抜けしちゃいますね・・・。
ハリウッド俳優や海外の富裕層では、交際時や結婚する前に契約書を交わす事は珍しくないと、何度かテレビ番組で見たことがあるので、契約書にサインをしてから始まる関係には変に感じませんでした。
ただ、睡眠は必ず7時間以上取るべし、契約期間中は支配者(グレイ)が許可した服のみを着用するべし、フルーツ以外の間食はしてはならないなど、契約内容がきめ細かいうえ、SM道具が陳列された部屋を見れば、普通の女性は耐えられず、ドン引きして別れるかもしれません(笑)
それでも、恋愛経験がないアナにとっては、新鮮だったのでしょうか。
それとも、恋は盲目といいますが、好きになった人のことをもっと知りたいという感情が常識を上回ってしまったのでしょうかね・・・。
ジェイミー・ドーナンは、サディスティックな男の役をしっかり演じており、Sの人って、欲望のためなら手段を選ばないイメージですが、帰りたいと言えば家まで送り、契約内容の変更を要求されれば、改善するなど、誠意ある対応は評価できます。
ただ、なぜ6万人の社員を持つCEOになれたのか、また人を愛せない人間になったきっかけの説明がやや希薄だったのが残念でした・・・。
エレベーターの前でそれぞれがクリスチャン!アナスタシア!とお互いの名前を呼ぶエンディングに「えっ?これでおしまい?」と思ってましたが、原作は三部作なんですね。
日本で2作目3作目が公開されるかはわかりませんが、見ようかどうか迷ってしまいますね。
【最後に余談】
SMのシーンはあまりいい気分になれませんでしたが、ダコタ・ジョンソンの裸体はとてもキレイでした!
これは男性だけでなく、女性もうらやましいと思うのではないでしょうか(笑)
最新映画ネタバレ・批評レビュー! TOPページへ>>
エレベーターの前でそれぞれがクリスチャン!アナスタシア!とお互いの名前を呼ぶエンディングに「えっ?これでおしまい?」と思ってましたが、原作は三部作なんですね。
日本で2作目3作目が公開されるかはわかりませんが、見ようかどうか迷ってしまいますね。
【最後に余談】
SMのシーンはあまりいい気分になれませんでしたが、ダコタ・ジョンソンの裸体はとてもキレイでした!
これは男性だけでなく、女性もうらやましいと思うのではないでしょうか(笑)
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原作の描写は知らないけど、映画のグレイ氏とアナには「快楽」という雰囲気が欠けている気がしました。 特に極上のサディスティック男のグレイさん、「興奮」してたっけ・・? と(^_^;) 荒い息遣いがたりない(笑)
でもこの物語の本質は「愛」なのでしょうね、恋愛ストーリー中心に2部・3部・・と続くには、今作は思いきり前章に過ぎなかったですね(>_<)
ダコタ・ジョンソン、特におふろの鏡に写るシーン。おしりがきれいでした〜♪
僕の前に座ってた高校生っぽいカップルは、上映後には何か気まずそうな雰囲気を持ってましたからね(笑)
グレイは興奮していたというよりは虐げたいというか、単なる性欲処理をしているようにも見えましたね・・・。
「愛してるのに、愛し方が違うふたり」というキャッチコピーからも垣間見れるように、この作品の本質は「愛」ですよね。
今回では感じませんでしたが、2作目3作目に期待してみますか!?