金瓶梅(きんぺいばい)


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おみくじ評価:中吉

2010年13本目です。

【あらすじ】
中国・宋の時代。
薬を商う大富豪の家に生まれ、幼い頃から何不自由ない暮らしをしていた西門慶(ラム・ワイキン)は、物心ついた頃には父の西門達(チョイ・シウキョン)の秘密の部屋に忍び込み、様々な動物の生殖器を漬けた酒の瓶を盗み見ては、性への淡い興味をそそられながら生活をする日々。
そんな慶は、余命わずかな母が最後の快楽を求め、父親と交わる姿をのぞき見したことをきっかけに、本格的に性に目覚め、父親の達は、そんな息子の精力を鍛えるために、数々の性技を伝授させるのでした。

【レビュー】
三国志演義、水滸伝、西遊記に並び、中国四大奇書の一つとされる官能小説「金瓶梅」の映画化で、香港映画ではありますが、日本のグラビアアイドルやAV女優らが出演しているということで、渋谷のシネマライズまで見に行ってきました。

率直な感想としては、

ストーリーだけなら「小吉」

映像美を踏まえると「中吉」


と言ったところでしょうか。

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はっきり言って、この作品はストーリーを云々いう内容ではありません。
監督の名前がチン・マンケイという時点で、ウケ狙いのにおいがしましたが、起承転結にまとまっておらず、「これで終わりかよ!」と突っ込みを入れたくなるくらい中途半端な終わり方になっています。

慶が父親に教わる訓練は、実にカンフー映画っぽく、最初は腕立て伏せ、指立て伏せと続き、次は一物立て伏せと、「映画はストーリーが大事」という考えを持っている人は失笑するかもしれません。
とりわけ、鍛え上げた男のシンボルで「陽陰」と習字をするシーンは、僕も白けました…。

また、93分の上映時間のうち、70分前後は、セックスシーンを含めた女性の裸が中心のため、言い換えれば、「一人の男が惚れた女たちとやっただけ」と捉えちゃうくらい薄っぺらい内容でした。
「どんな性描写があるんだろう」とか、「アダルトビデオとは違うのかな?」という気持ちで見るのが良いと思います。

一方、この作品の「売り」でもある性描写に関しては、アダルトビデオのようなアブノーマルなプレイや、えぐいシーンはほとんどなく、濃厚なセックスシーンが中心のため、変に興奮せず、リラックスして鑑賞できると思います。

また、香港では日本と違い、原則的に性器を映像処理で隠すことはありません。
それゆえ、この作品では、女性の茂みや挿入のシーンも、ぼかしやモザイクなしでハッキリと見えるため、性描写がひときわリアルに感じました。

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冒頭で達と激しく絡んでいた女性は、大相撲の高見盛関との熱愛が報じられた松坂南(この作品では森川由衣)という噂もありますが、そんな疑惑も吹き飛ぶほど、激しいシーンにはペネロペ・クルス以上に度肝を抜かれ、まるで、芸術を見ているかのようでした。

上原カエラや若菜ひかるなど、日本のAV女優もこれでもかというほどのエロスを醸し出しているため、内容が薄っぺらくても、彼女たちの演技によって、そういうマイナス要素はなくなるので、十分満足できる仕上がりになっています。

慶の家庭教師として訪れた紫煙(上原カエラ)が浴室でする自慰行為のシーンはかなりリアルでしたね。
壁の抜け穴から見ていた慶が「もうガマンできない」と浴室に入り、紫煙と一線を越えますが、男なら誰だって欲求を抑えきれないと思います(笑)

「セックスで相手を悦ばせるためには、まずは相手を知ることだ」「財力と権力がある人間に女は集まってくる」など、なるほどと思わずうなずいてしまう「名言」があるのも印象的でした。

体をひとつに合体させたまま、カニ歩きで移動したり、様々な体位で繰り広げるセックスシーンだけでも十分ですが、僕としてはコミカルなシーンを減らして、ストーリーにもちゃんと力を注げば、「ロマンティック・ポルノ」として、それなりに良い作品になったと思います。

女性客もちらほら目にしましたが、ほとんどが性描写の映画だっただけに、どう思ったんでしょうか。女性で見たという方がいましたら、是非コメントください!

また、カップルで見た場合は、作品に出てきたあらゆる体位をその日の夜に試したくなるかもしれませんね(笑)

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週末興行成績ランキング(2/20-21)


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1位(1)
アバター
2位(2)
オーシャンズ
3位(3)
おとうと


4位(初)
恋するベーカリー
5位(初)
人間失格
6位(5)
交渉人 THE MOVIE タイムリミット 高度10000mの頭脳戦
7位(6)
インビクタス/負けざる者たち
8位(7)
ゴールデンスランバー
9位(初)
コララインとボタンの魔女 3D
10位(8)
スーパー戦隊祭 侍戦隊シンケンジャーVSゴーオンジャー 銀幕BANG!!

※カッコ内は前週の順位。
(初)は初登場の作品です。

「アバター」が9週連続の首位を獲得しました。
公開以来9週連続で首位をキープし、ここまでの興行収入は、118億7300万円に到達し、動員は764万人になりました。
2位「オーシャンズ」、3位「おとうと」も変わらず好調で、「オーシャンズ」は間もなく興収20億円に到達、「おとうと」も今週末で興収15億円に届く見通しです。

初登場では、4位に「恋するベーカリー」がランクインし、オープニング週末2日間の成績は、動員6万8400人、興収8227万円となりました。
続く5位には「人間失格」で、こちらは同じく2日間で、動員6万4600人、興収8166万円と僅差。
そして、9位には「コララインとボタンの魔女 3D」がランクインしました。

今週には、「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」(26日)や、市原隼人主演の「猿ロック THE MOVIE」などが上映されますが、果たして、次週はどの作品が1位になるのでしょうか?

全国週末興行成績 2月20日〜2月21日
(全国動員集計) 興行通信社提供

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交渉人 THE MOVIE/タイムリミット 高度10000mの頭脳戦


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交渉人 THE MOVIE (小学館文庫)

おみくじ評価:

2010年12本目です。

【あらすじ】
ある日、都内で2億6千万円を乗せた現金輸送車の強奪事件が発生。
捜査一課特殊捜査班の宇佐木玲子(米倉涼子)は、羽田空港付近のショッピングモールで人質をとって立てこもった犯人グループとの交渉に入るが、交渉は一方的に打ち切られ、その直後に建物が爆発。
そして数週間後、休暇を取り、北海道に向かうため、羽田空港にいた玲子は、先の事件で人質になっていた青年・木元祐介(林遣都)を偶然、発見。
彼の行動に違和感を持っていたことから、玲子は同じ飛行機に乗って後を追うものの、離陸直後にその青年の犯人グループにハイジャックされてしまうのでした。

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【レビュー】
羽田空港から北九州空港へ向かう国内線がハイジャックされ、その事件の背景には、近年問題視されている格差社会や、政府関係者の陰謀が絡み合っているという設定は、いかにもテレビ朝日のドラマらしかったです。
しかし、「交渉人 THE MOVIE」なのに、交渉のシーンが皆無に等しく、「10000mの頭脳戦」というサブタイトルにしては、頭脳的な駆け引きが失敗に終わることが多かったため、不発に終わった印象は否めません。

確かに、出演者はこれでもかというほど豪華でした。
これまでどちらかというと、良い役が多かった反町隆史の悪役も上手くマッチしており、米倉涼子の後先を考えないまっすぐな交渉人という役柄も、とても画になっていました。

また、木崎誠一郎役の筧利夫は、「踊る大捜査線」での新城と、「Dr.コトー診療所」の和田をミックスさせたようなキャラが面白く、笹野高史の「このヤロー」などと、普段の出演作品ではあまり見られない感情的な演技も斬新で、とてもいい味を出していました。

ただ、僕はドラマ版はほとんど見ていましたが、この作品だけ見ると、米倉涼子が演じる宇佐木玲子は、ネゴシエーターではなく、
ハイジャックされた飛行機に偶然居合わせただけの女性刑事に感じてしまいます。

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篠原涼子主演の「アンフェア」や柴田恭兵主演の「はみだし刑事」は、「こんな刑事いるわけねぇだろ」とか、「こんな組織は存在しえない」と思いつつも、それぞれのキャラクターにインパクトのある内容で、ストーリーに引き込まれていきました。
一方、この作品に関しては、終盤にどんでん返しがあって、予想していなかった結末で、爆発シーンにおいてもスリルだったものの、もうひとひねりほしかったなというのが率直な感想です。

これを言っては元も子もありませんが、厳重なセキュリティ体制であるはずの飛行機内に、いとも簡単に拳銃や時限爆弾を持ち込めるものかが、まず疑問です。

また、ハイジャックの主犯格・中川伸也(反町隆史)がどういう人物で、ショッピングモールの人質の首謀者である御堂啓一郎(津川雅彦)や、政府高官とどういった関係なのか明らかにされてなかった点など、ストーリーの細かい部分までしっかりと描くべきでした。
そうすれば、起承転結がしっかりとした内容になったのではないでしょうか。

前述したように、交渉のシーンはほとんどないため、「交渉人」というタイトルを意識せずに見れば、そこそこ楽しめるという程度にはなるかもしれません。

ただ、個人的には
映画版ではなく、2時間枠のスペシャル版でも十分な内容に思えました。

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