それでも恋するバルセロナ


[それでも恋するバルセロナ] ブログ村キーワード

↓ワンクリックの応援お願いします↓
にほんブログ村 映画ブログへ blogram投票ボタン

それでも恋するバルセロナ [DVD]

評価:9.0/10点満点

2009年64本目(59作品)です。

【あらすじ】
クリスティーナ(スカーレット・ヨハンソン)と、ヴィッキー(レベッカ・ホール)は、スペインのバルセロナでバカンスを取っていたある日、食事をしているレストランで、画家のフアン・アントニオ(ハビエル・バルデム)にナンパされ、自分探しで夢見がちなクリスティーナは迷わずOKを出し、断っていたヴィッキーも渋々同行する羽目に…。

ヴィッキーは婚約中ながら、フアンと「罪深い週末」を過ごしたことで、フアンに惹かれていく一方、同じくフアンと一線を越えたクリスティーナは自分探しに成功したと判断するや、フアンと同居を開始。
しかし、そこへフアンの前妻のマリア・エレーナ(ペネロペ・クルス)が戻ってきたことで、2人の関係が一変し、事態は三角関係から四角関係になり、とんでもない方向へと展開は進んでいくのでした。

【レビュー】この作品を見て思ったこと…

それは、

女の美しさは凶器!

ということです。

恋愛は個人の自由ではありますが、ギャンブルと一緒で深く介入しない方がいいなと思いました。

率直な感想を言うと、バルセロナの雰囲気と出演者に酔いしれる作品です。
日本人にはなかなか理解しがたい内容ですが、いかにも欧州らしいラブ・コメディに仕上がっています。


バルセロナといえば、五輪の開催地やサッカーのチームというイメージしかありませんでしたが、町並みの風景も結構良く、歴史的な建築物も多く、観光にはうってつけの場所ですね。

この作品の特徴は何と言っても、ペネロペ・クルス、スカーレット・ヨハンソン、レベッカ・ホールの3人が憎めないほどエロいことです。
ペネロペとスカーレット見たさに鑑賞しただけに、恥ずかしながら、常に頬を緩ませて見てしまいました(笑)

前回の「愛を読むひと」のような激しい性描写や胸を披露するシーンはないものの、スカーレットが胸をシーツで隠す仕草は、口をポカーンと開けたまま見入ってしまうくらいエロく、ペネロペのシャワー上がりの姿は「エレジー」で見せた、思わず拝んでしまいたくなるような裸体がフラッシュバックで甦るほど色気たっぷりでした!

また、写真が趣味のクリスティーナのために、地下に作った暗室で、フアン、クリスティーナ、マリアの3人が交互にキスをする「3Pプレイ」には、思わず「えっ」と声が出てしまうくらい衝撃的でした。
女同士のキスでも全く違和感なく見られるんだから、恐れ入ります(笑)

4人は、マリアが言った「成就しない恋愛だけがロマンティック」という「名言」を象徴するかのように冒険的な恋に突っ走っており、日本では昼ドラのようなドロドロとした愛憎劇になりそうな展開でも、この作品に関してはとても前向きで「明るい四角関係」を描いています。

また、随所に状況やいきさつなどを説明しくれるナレーションもテンポを良くしてくれるため、96分という短い上映時間がさらに短く感じました。
ナレーションが入ると、ドキュメンタリー番組っぽくなりがちですが、この作品ではそういった心配は全くありませんでした。


ペネロペの登場は、フアンとクリスティーナが同居を始める中盤以降になりますが、決して長くない登場時間でも、オスカー受賞もうなずけるほど存在感は抜群でした。
特に、終盤の奇声を上げて銃を発砲するシーンは、あまりにも突然だったため、鳩が豆鉄砲を食ったように驚いてしまいましたが、情緒不安定でヒステリックな女性を見事に演じきっていました。

フアンがアメリカ人のクリスティーナを気遣って「この家では英語で話せ」と何度も注意をしているのに、スペイン語を話すマリアとのやりとりはコメディらしく面白かったです。

レストランでクリスティーナとヴィッキーに近づき、「これから飛行機に乗って観光に行こう。そして、食事を終えた後には3人でセックスを楽しもう」と口説くフアンの強引さは、日本人女性の感覚ではついていけないかもしれませんが、それがかえって新鮮味を感じる部分がありました。

日本人は仕事が第一という文化が根付いていますが、欧米では「一度きりの人生をとことん楽しもう!」という考えが強いように感じましたね。

「この男、どういう神経してんの?」と言わんばかりに最初はフアンを拒みながらも、クリスティーナにつられて同行し、次第にフアンに惹かれていき、一線を越えてしまう…。
僕も一度で良いからフアンのように、最初は否定的だった異性を言葉のマジックで肯定的にしてみたいものです(笑)
  

また、夫以外の男性とキスをしている姿をヴィッキーに見られてしまったヴィッキーの親類のジュディ(パトリシア・クラークソン)が、「夫のことは好きだし、別れられない。けど、ここ数年トキメキ感がないのよ」という言葉から、女性はいくつになっても「恋する乙女」でいたいということが分かります!
日本だったら、「いい年して」とか「優柔不断な奴」とバッシングを受けそうですが…。

ただ、この作品を見た人の中には、「自分もヴィッキーやクリスティーナのような開放的な雰囲気に浸ってひと夏の“アバンチュール”を体験したい」と思った人もいるのではないでしょうか。

この作品は、スペイン独特の「スパニッシュ・ギター」をBGMにストーリーが展開していき、女性陣のセクシーさだけでなく、その音楽を聞きながら楽しむも良し、スペインの歴史的建築物を中心に見るも良し、フアン、クリスティーナ、ヴィッキー、マリアの四角関係の恋の行方がどうなるかを中心に見るも良しと、あらゆる角度から見ても楽しめるところが最大の魅力と言えます。

「二兎追う者は一兎をも得ず」ではありませんが、フアンが前妻のマリアと元の鞘に収まったかと思いきや、再びケンカ別れをし、クリスティーナとヴィッキーにも見切りをつけられ、結局は初めと変わらず、独りぼっちになってしまうという結末は実にあっけなく、内容としては多少モヤモヤが残りますが、それを払拭させるくらい3人の女優は魅力的でした。

僕の行きつけの映画館や近隣の映画館では上映していないので、WMC港北ニュータウンまで電車を使って行きましたが、往復780円の交通費を出して見に行った甲斐がありました!

しばらくは3人の美貌が脳裏から離れそうにありませんね(笑)

最新映画ネタバレ・批評レビュー! TOPページへ>>
ブログランキングに参加中です。
↓応援のワンクリックをお願いします↓

にほんブログ村 映画ブログへ blogram投票ボタン


×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。