ごくせん THE MOVIE


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ごくせん THE MOVIE オリジナル・サウンドトラック

評価:8.5/10点満点

2009年66本目(61作品)です。

2009年に入って半年余りでついに昨年の鑑賞本数と並びました。
すでに67本目も見ているので、記録のコメントは次の記事に詳細を書こうと思います。

仲間由紀恵がジャージにメガネでおさげ髪の型破りなキャラで大人気を博したドラマシリーズの劇場版です。
7年間の集大成となる本作で完結ですが、第2シリーズの亀梨和也、第3シリーズの三浦春馬ら卒業生が3年D組の生徒たちの前に姿を見せ、完結らしい仕上がりになっています。

【あらすじ】
ヤンクミこと山口久美子(仲間由紀恵)も高校教師になって7年が経過。一年前から赴任している赤銅学院高校で新たな3年D組の担任になり、相変わらず生徒達に手を焼く毎日…。
そんなある日、黒銀学院時代の教え子である小田切竜(亀梨和也)が赤銅学院に教育実習生として登場。
久美子は、小田切が自分に憧れて教師を目指していると勝手に思い込み、一人で大感激。

同じ日に、現役の3年D組の生徒たちがトラブルを起こす一方、卒業した教え子たちにもトラブルが発生。
卒業生の風間廉(三浦春馬)がドラッグの売買取引に関与し、行方をくらまして警察に追われていることを知ったヤンクミは緒方(三浦雄也)らと一緒に風間を探すのでした。

【レビュー】
「みんなで缶蹴り大会やろうぜ〜!」とか、昼間なのに「夕陽に向かって走るぞ」など、相変わらずの天然ぶりはいかにもヤンクミらしく、ドラマ版以上にヤンクミ・ワールド全開でした!
笑いあり、名言あり、アクションありと「こんな先生いるわけないだろ」と突っ込みながら楽しめました。

物語もシンプルな展開で非常に分かりやすく、物語の解釈に悩むことなく、スッキリした気持ちで映画館を後にできました。シリーズ2しか本格的に見ていない僕でも十分楽しめました。
ヤンクミと猿渡校長(生瀬勝久)との漫才っぽいやりとりも非常に面白かったです。

ただ、OBの風間の事件が明らかになる中盤以降は、今の3年D組の生徒が「チョイ役」に感じてしまうくらい存在感が薄く、シリーズ3の延長線上という感じになり、新鮮味がありませんでした。
個人的には今の3年D組のシーンも増やしても良かったと思います。

また、「ごくせん」シリーズの一番の見所と言っていいアクションシーンでは、小田切が助けに入らなければ負けていたかもしれないような場面が多かったため、ドラマ版のような圧倒的な強さがこの作品ではさほど感じませんでした。

生徒が不良に袋叩きにされ、ヤンクミが助けに来ると分かっていても、メガネを外し、結んだおさげをほどいては、「私の教え子に手を出すんじゃねぇ」と臨戦モードに入った瞬間、「いよっ!待ってました!」と感情移入してしまうところは、「さすがヤンクミ」といったところでしょうか。

ドラマ版ほどの圧倒的な強さはなかったとはいえ、ヤンクミの悪者を退治するシーンに爽快感があることに変わりはなく、まるで「暴れん坊将軍」の現代版を見ているようでした。

ヤンクミの一言一言は、きれいごとにも聞こえますが、とても重みがあるため、老若男女問わずだと思いますが、卒業後の進路で悩んでいる中高生や就職活動などで悩んでいる大学生や専門学校生の人が見ると、「自分も頑張らなくちゃな!」と少しは元気が沸いてくるのではないでしょうか。

「ごくせん」は、「ROOKIES」や「おっぱいバレー」のように「仲間たちと一つのことに打ち込む」というストーリーではないものの、「たとえ、お前らが卒業してもずっと私の教え子なんだよ!」というヤンクミの言葉からも分かるように、友達や仲間の大切さや、団結の必要性、自分のことを真剣に思ってくれる人がいる有難さがひしひしと伝わってきます。

唯一、釈然としないのがオープニングのヤンクミが搭乗している飛行機がハイジャックされるシーンです。
事件の大きさの割には、あっさりと解決した形だったのですが、どうして首謀者(竹内力)は堪忍してしまったのかも具体的に映像化をしてほしかったですね。

この作品を見て中学や高校時代に親しかった同級生を思い浮かべ、「アイツは今、何やってるんだろう」、「あの子はもう結婚したのかな」など、ノスタルジックな気分になり、同窓会をしたくなりました(笑)

シリーズ1で生徒役だった小栗旬や成宮寛貴、シリーズ2の速水もこみち、小池徹平などあらゆる「ヤンクミOB」が友情出演しているので、「これで本当に見納めなんだな」と完結編らしい終わり方になっています。

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蟹工船


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蟹工船 [DVD]

評価:6.0/10点満点

2009年65本目(60作品)です。

労働環境の悪化を背景に、脚光を浴びている小林多喜二の小説「蟹工船」の実写版です。

【あらすじ】
カムチャッカ沖で蟹を獲り、船内で缶詰に加工する蟹工船・博光丸。
劣悪な環境の中、低賃金で働かされている出稼ぎ労働者たちは現場監督の浅川(西島秀俊)の暴力に耐えながら長時間働く毎日。
そんな中、一人の漁夫・新庄(松田龍平)が、労働者たち一人ひとりに「行動しなければ何も変わらない」と力強く訴えかけ、浅川ら上層部に立ち向かうのでした。


【レビュー】
派遣切りやサービス残業、長時間労働などが問題になっている今の日本の労働問題をリアルに表現している作品だと思います。
原作を読んでいる人にはかなり物足りない出来になっているそうですが、予備知識を持たずに見た僕としては、テンポ良く終始飽きず、まあまあ楽しめたという感じです。

主演の松田龍平は口調や態度などが「剣岳」同様、戦時中とマッチしていないように見えましたが、とても存在感があり、労働者のリーダーをしっかり演じていました。
「徹底的に自分の頭で考え抜いて、自分の未来は自分自身で決めろ」、「自分がどうなるかは自分次第」などパワーをもらえるようなセリフが多く、前向きな気持ちになれました。

ただ、コミカルなシーンを挿入していることが、この作品の価値を落としています。
新庄の提案で首吊り自殺をみんなで試みるものの、船が揺れて右にずれたり左にずれたりと、結局自殺は失敗に終わったり、来世はどういう人間になるだろうかを聞き、「金持ちの木村さん家」と答えた新庄、根本(高良健吾)、久米(木下隆行)、塩田(新井浩文)の4人が豪邸でバレーボールのトスをしている妄想シーンなどは不要だったと思います。

それも笑えるのならまだ許せるのですが、その「ウケ狙い」が不発に終わっているので、言葉では言い表せないくらいのヤキモキがありました。。
新庄が「死ぬところだった」と言っていましたが、「いやいや、自殺しようとしたんでしょ」と思わず突っ込みを入れてしまうほどでした。

また、ほとんどの出演者が出稼ぎ労働者には見えないくらい元気なところもマイナスです。
特に、TKOの木下隆行は太り気味のため、当時の体型とはマッチしていません。本当に貧困であれば、戦時中はああいう体型にはならないのではないでしょうか。


ただ、TKOの木下、木本の2人は一番笑わせそうな2人なんですが、とてもいい味を出しており、笑い抜きの演技がとても光っていたように思えます。
TKOの2人はこの作品をきっかけに映画やドラマの依頼が出てくるのではないでしょうか。

展開としても、リーダーの新庄を中心に労働者が一致団結し、みんなで夢を語り合うシーンや、クーデターで実権を掌握するところまでは感動的だったのですが、その後に新庄が浅川に射殺され、元の木阿弥になってしまったのが非常に残念でした。
浅川から実権を掌握して、「めでたし、めでたし」の方がスッキリした結末になったのではないでしょうか。

訴えたいことは明確で、今の時代に必要なメッセージだという点で「蟹工船」を実写版にしようという考えは良いと思います。
また、TKOの演技に良い意味で裏切られたことは評価できますが、劣悪な環境や現場監督の横柄さをっと強調すべきだったと思います。

笑いのシーンを皆無にし、PG-12やR-15指定になっても構わないから、暴力シーンやもっときつい労働シーンを入れていれば、もっとリアルに劣悪な労働環境を描けたのではないでしょうか。

公開2日目にもかかわらず、十数人の客入りというのも致し方ないと思いました。
この作品は、蟹工船の実写版というよりは、SABU監督のオリジナルストーリーとして鑑賞した方が、作品として受け入れやすいかもしれません。

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それでも恋するバルセロナ


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それでも恋するバルセロナ [DVD]

評価:9.0/10点満点

2009年64本目(59作品)です。

【あらすじ】
クリスティーナ(スカーレット・ヨハンソン)と、ヴィッキー(レベッカ・ホール)は、スペインのバルセロナでバカンスを取っていたある日、食事をしているレストランで、画家のフアン・アントニオ(ハビエル・バルデム)にナンパされ、自分探しで夢見がちなクリスティーナは迷わずOKを出し、断っていたヴィッキーも渋々同行する羽目に…。

ヴィッキーは婚約中ながら、フアンと「罪深い週末」を過ごしたことで、フアンに惹かれていく一方、同じくフアンと一線を越えたクリスティーナは自分探しに成功したと判断するや、フアンと同居を開始。
しかし、そこへフアンの前妻のマリア・エレーナ(ペネロペ・クルス)が戻ってきたことで、2人の関係が一変し、事態は三角関係から四角関係になり、とんでもない方向へと展開は進んでいくのでした。

【レビュー】この作品を見て思ったこと…

それは、

女の美しさは凶器!

ということです。

恋愛は個人の自由ではありますが、ギャンブルと一緒で深く介入しない方がいいなと思いました。

率直な感想を言うと、バルセロナの雰囲気と出演者に酔いしれる作品です。
日本人にはなかなか理解しがたい内容ですが、いかにも欧州らしいラブ・コメディに仕上がっています。


バルセロナといえば、五輪の開催地やサッカーのチームというイメージしかありませんでしたが、町並みの風景も結構良く、歴史的な建築物も多く、観光にはうってつけの場所ですね。

この作品の特徴は何と言っても、ペネロペ・クルス、スカーレット・ヨハンソン、レベッカ・ホールの3人が憎めないほどエロいことです。
ペネロペとスカーレット見たさに鑑賞しただけに、恥ずかしながら、常に頬を緩ませて見てしまいました(笑)

前回の「愛を読むひと」のような激しい性描写や胸を披露するシーンはないものの、スカーレットが胸をシーツで隠す仕草は、口をポカーンと開けたまま見入ってしまうくらいエロく、ペネロペのシャワー上がりの姿は「エレジー」で見せた、思わず拝んでしまいたくなるような裸体がフラッシュバックで甦るほど色気たっぷりでした!

また、写真が趣味のクリスティーナのために、地下に作った暗室で、フアン、クリスティーナ、マリアの3人が交互にキスをする「3Pプレイ」には、思わず「えっ」と声が出てしまうくらい衝撃的でした。
女同士のキスでも全く違和感なく見られるんだから、恐れ入ります(笑)

4人は、マリアが言った「成就しない恋愛だけがロマンティック」という「名言」を象徴するかのように冒険的な恋に突っ走っており、日本では昼ドラのようなドロドロとした愛憎劇になりそうな展開でも、この作品に関してはとても前向きで「明るい四角関係」を描いています。

また、随所に状況やいきさつなどを説明しくれるナレーションもテンポを良くしてくれるため、96分という短い上映時間がさらに短く感じました。
ナレーションが入ると、ドキュメンタリー番組っぽくなりがちですが、この作品ではそういった心配は全くありませんでした。


ペネロペの登場は、フアンとクリスティーナが同居を始める中盤以降になりますが、決して長くない登場時間でも、オスカー受賞もうなずけるほど存在感は抜群でした。
特に、終盤の奇声を上げて銃を発砲するシーンは、あまりにも突然だったため、鳩が豆鉄砲を食ったように驚いてしまいましたが、情緒不安定でヒステリックな女性を見事に演じきっていました。

フアンがアメリカ人のクリスティーナを気遣って「この家では英語で話せ」と何度も注意をしているのに、スペイン語を話すマリアとのやりとりはコメディらしく面白かったです。

レストランでクリスティーナとヴィッキーに近づき、「これから飛行機に乗って観光に行こう。そして、食事を終えた後には3人でセックスを楽しもう」と口説くフアンの強引さは、日本人女性の感覚ではついていけないかもしれませんが、それがかえって新鮮味を感じる部分がありました。

日本人は仕事が第一という文化が根付いていますが、欧米では「一度きりの人生をとことん楽しもう!」という考えが強いように感じましたね。

「この男、どういう神経してんの?」と言わんばかりに最初はフアンを拒みながらも、クリスティーナにつられて同行し、次第にフアンに惹かれていき、一線を越えてしまう…。
僕も一度で良いからフアンのように、最初は否定的だった異性を言葉のマジックで肯定的にしてみたいものです(笑)
  

また、夫以外の男性とキスをしている姿をヴィッキーに見られてしまったヴィッキーの親類のジュディ(パトリシア・クラークソン)が、「夫のことは好きだし、別れられない。けど、ここ数年トキメキ感がないのよ」という言葉から、女性はいくつになっても「恋する乙女」でいたいということが分かります!
日本だったら、「いい年して」とか「優柔不断な奴」とバッシングを受けそうですが…。

ただ、この作品を見た人の中には、「自分もヴィッキーやクリスティーナのような開放的な雰囲気に浸ってひと夏の“アバンチュール”を体験したい」と思った人もいるのではないでしょうか。

この作品は、スペイン独特の「スパニッシュ・ギター」をBGMにストーリーが展開していき、女性陣のセクシーさだけでなく、その音楽を聞きながら楽しむも良し、スペインの歴史的建築物を中心に見るも良し、フアン、クリスティーナ、ヴィッキー、マリアの四角関係の恋の行方がどうなるかを中心に見るも良しと、あらゆる角度から見ても楽しめるところが最大の魅力と言えます。

「二兎追う者は一兎をも得ず」ではありませんが、フアンが前妻のマリアと元の鞘に収まったかと思いきや、再びケンカ別れをし、クリスティーナとヴィッキーにも見切りをつけられ、結局は初めと変わらず、独りぼっちになってしまうという結末は実にあっけなく、内容としては多少モヤモヤが残りますが、それを払拭させるくらい3人の女優は魅力的でした。

僕の行きつけの映画館や近隣の映画館では上映していないので、WMC港北ニュータウンまで電車を使って行きましたが、往復780円の交通費を出して見に行った甲斐がありました!

しばらくは3人の美貌が脳裏から離れそうにありませんね(笑)

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